MemoChip1.3
いわゆる付箋紙ツールです。ありがちですが各チップ毎にフォント、色の設定が可能で、また BeOSらしくそれぞれのワークスペースにチップを貼り付ける事が可能です(ワークスペースの変更に追従する様なチップも可能)。Deskbarにアイコンを常駐させ、そこからチップの貼り付けや設定を呼び出す事が出来ます。
メインパネル
- New Chip : 新しくチップを作成します。
- Preference : MemoChipの共通設定パネルを開きます。
メモチップ
チップ上で右クリックすると、以下のポップアップメニューが出てきます。
- Edit : メモの編集パネルを開きます。
- Font : フォント設定パネルを開きます。
- Color : チップ色の設定パネルを開きます。
- Option : チップの個別オプションの設定パネルを開きます。
- Copy : チップの内容をクリップボードにコピーします。
- Tear Off : チップを剥がします。
main option
MemoChip共通のオプションを設定します。
- mainpanel follows workspace : チェックするとメインパネルがワークスペースの変更に追従します。
- chip default follows workspace : チェックすると新規チップのデフォルト設定が「ワークスペースを追従」になります。
- save mainpanel position : チェックするとMemoChip終了時にメインパネルの位置を保存します。
- install in Deskbar : チェックするとDeskbarにミニアイコンをインストールし、メインパネルを非表示にします。
- confirm before tear off : チェックするとチップを剥がす前に確認が入ります。
- enable double-click to edit : チェックするとチップのダブルクリックで編集パネルが開く様になります。
default font
新規チップ作成時のデフォルトのフォントを設定します。font_familyでフォントの種類、font_sizeでサイズを選択します。
default color
新規チップ作成時のデフォルトチップ色を選択します。
edit
チップに貼り付けるメモを編集します。
font
チップで使用するフォントを設定します。メインパネルのdefault_font参照。
color
チップ色を設定します。メインパネルのdefault_color参照。
chip option
チップの個別オプションを設定します。
- chip name : チップの名前を指定出来ます (Deskbarのエントリで確認出来ます)。デフォルトでは「chip」が設定されます。
- chip follows workspace : チェックするとチップがワークスペースの変更に追従します。
以下の手順で行います。
1)MemoChipのフォルダ中の全ファイルを削除
2)/boot/home/config/settings/wbAPPS/MemoChip.datを削除
- 2000/10/15 : 1.2 >> 1.3
'chip default follows workspace' オプションの不具合を fix。
'Copy'メニューを追加。
その他小さな fix。
- 2000/01/05 : 1.1.2 >> 1.2
ワークスペースを追従するチップのサポート。
ダブルクリックでチップの編集パネルが開くオプションの追加。
チップに名前を付けられる様にした。
- 1999/07/13 : 1.1.1 >> 1.1.2
ダミーウィンドウが画面中央付近に表示されてしまう不具合を fix。
- 1999/04/19 : 1.1 >> 1.1.1
背景をきちんと透過色にした。
以下の方々に、コードアドバイス、バグ情報の提供、要望、PPC版のmakeなどで大変お世話になりました。ここに感謝致します。
木坂さん、矢代さん、ゆんさん、奥野さん、じぇみにさん、宇野さん、Flag、山田さん、N-i-B、そして #Be日本の皆さん。
内藤 英樹 <-> 暴威 (BeDevID:9603)
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