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はじめに

このヘルプについて

 CL-Lyrics Displayerをダウンロードしていただき、有り難うございます。
 このヘルプは、W3C HTML4.0で記述されていますので、これに対応したブラウザでご覧下さい。配色及びレイアウトにはCSSを利用しているので、CSS対応のブラウザでご覧になると表示がきれいになります。文字コードはシフトJISです。表示確認は Windows98 + NetscapeNavigator4.6 及び eOS R5 Intel + NetPositive で行っております。
 説明しなくても分かるような事柄は記述しないことがあります。あらかじめご了承下さい。
 キーボードについての説明がある場合、Ctrl キーと Alt キーは入れ替えた状態で説明してあります。

概要

 CL-Amp で再生されている曲に合わせて歌詞を表示する、CL-Amp 用プラグインです。
 タイムタグ付き歌詞ファイルと呼ばれるテキストファイルを準備することで、曲データの形式( WAV、MP3 など)に関わり無く任意の曲の歌詞をタイミング良く表示することができます。

対応規格

 CL-Lyrics Displayer は、秒単位タイムタグ、拡張タイムタグに対応しています。
 カラオケタグ、@ タグには対応していません。

インストールとアンインストール

アーカイブの内容

 アーカイブには、以下のファイルが含まれています。


gen_CLLyricsD               …… CL-Lyrics Displayer 本体
*.llm                       …… ローカライズファイル
CLLyricsD.htm               …… ヘルプファイル本体
HelpParts/CLLyricsD_Idx.htm ……       〃      目次
HelpParts/CLLyricsD_Ctt.htm ……       〃      内容
HelpParts/SHIHelp.css       ……       〃      スタイルシート
HelpParts/*.png             ……       〃      画像
HelpParts/*.jpg             ……       〃      画像
SFWL.htm                    …… SHINTAフリーソフトウェア使用許諾書
History.txt                 …… 改訂履歴
ReadMe_Eng.txt              …… お読み下さい(英語)
ReadMe_Jpn.txt              ……      〃     (日本語)

インストール

 同梱の gen_CLLyricsD のショートカットを

< CL-Amp のフォルダ > /Plugins

に作成します。

アンインストール

1. CL-Lyrics Displayer のフォルダを、フォルダごと削除します。
2. CL-Amp のプラグインフォルダに作成したショートカットを削除します。
3. ~/config/settings/SHINTA/ にある CLLyricsD フォルダを、フォルダごと削除します。以上。

使い方(歌詞の表示方法)

1. CL-Lyrics Displayer を有効にする

 CL-Amp のメインウィンドウで Ctrl+P を押すか、またはポップアップメニューの [ Plugins | Show window ] でプラグイン設定ウィンドウを開きます。
 General タブで CL-Lyrics Displayer を選択。もし CL-Lyrics Displayer が表示されていないのなら、CL-Amp を再起動します。
 「 Activeted 」にチェックを入れると CL-Lyrics Displayer が有効になります。

2. 歌詞ファイルを用意する

 タイムタグ付きの歌詞ファイル(テキストファイル)を用意します。
 ファイル名は演奏したいサウンドファイルと同じで、拡張子を .lrc または .txt にします。例えば、

/boot/home/Sounds/MySong.wav

というファイル名の曲に対して歌詞を表示したい場合は、

/boot/home/Sounds/MySong.lrc

という歌詞ファイルを用意します。
 歌詞ファイルの形式についてはこちらをご覧下さい。

3. 曲を演奏する

画面写真  CL-Amp で曲を演奏すると、曲の進行とともに自動的に歌詞の適切な部分が表示されます。

4. その他

 CL-Lyrics Displayer のウィンドウで右クリックするとポップアップメニューが表示され、さまざまな操作が行えます。
 CL-Lyrics Displayer のウィンドウに画像ファイルをドロップすると、背景がその画像ファイルになります。

環境設定

 CL-Lyrics Displayer の動作オプションを設定します。
 Alt+< 英字 > のキーボードショートカットが利用可能です。

表示タブ

表示タブ

フォント・サイズ

 歌詞を表示する際のフォントファミリーおよび大きさを指定します。

アンチエイリアス

 歌詞表示の際にアンチエイリアスをかけるかどうかを指定します。アンチエイリアスを有効にしたほうがフォントがきれいに表示されますが、背景画像をつける場合にはアンチエイリアスを無効にした方がいい場合もあるでしょう。

 表示色を指定します。ポップアップメニューで指定したい個所を選んでから、カラーコントロールで色を選択します。

アクティブな歌詞に枠をつける

 現在演奏中の部分に対応する歌詞を枠で囲みます。

背景画像タブ

背景画像タブ

背景画像をつける

 背景画像を利用したい場合はここにチェックを入れます。

画像ファイル名

 背景画像のファイル名を入力します。

配置

 「タイル状に並べる」は、背景画像をいくつも並べてウィンドウ内に敷き詰めます。
 「ウィンドウに合わせて拡大縮小」は、背景画像をウィンドウに合わせて拡大縮小し、1 つの画像でウィンドウいっぱいになるようにします。

その他タブ

その他タブ

常に手前に表示

 CL-Lyrics Displayer のウィンドウを常に手前に表示します。

先行描画

 次の歌詞をあらかじめオフスクリーンに描画しておきます。
 メモリを多少多めに消費しますが、歌詞表示のタイミングがより正確になります。

言語

 メニューなどを表示する言語を選択します。

歌詞の文字コード

 歌詞ファイルがどの文字コードで書かれているかを指定します。
 「自動判別」が最も手軽ですが、判別する分だけ余分に(といってもわずかですが)時間がかかります。特定の文字コードの歌詞しか使用しないのであればその文字コードを指定したほうが良いでしょう。

歌詞ファイルの形式

 歌詞ファイルはテキストファイルで、歌詞のほかに「タイムタグ」と呼ばれる文字列を挿入することで、曲と歌詞が同期するようにします。

1. 秒単位タイムタグ

 歌詞の表示時刻を秒単位で指定するタイムタグです。各行の行頭に [mm:ss] という形式で時刻を記述すると、曲の開始から mm 分 ss 秒後にその行の歌詞が表示されます。

[00:10]春夏秋冬
[01:25]白發中

 上記の内容を歌詞ファイルにした場合、10 秒で「春夏秋冬」が表示され、1 分 25 秒で「白發中」が表示されます。
 [] の前後に空白などを入れたりしてはいけません。また、mm、ss は必ず 2 桁とし、2 桁に満たない場合は上位桁を 0 で埋めます。

2. 拡張タイムタグ

 歌詞の表示時刻を 10 ミリ秒単位で指定するタイムタグです。[mm:ss:xx] と記述することにより、曲の開始から mm 分 ss.xx 秒後にその行の歌詞が表示されます。通常タイムタグより細かなタイミング制御が可能ですので、拡張タイムタグで歌詞ファイルを作成することをお薦めします。

[00:27:30]漱石枕流
[02:15:75]泣いて馬謖を斬る

3. タイムタグ無しの行

 タイムタグの無い行はアクティブにならずに飛ばされます。

4. 文字コード

 BeOS の標準文字コードは UTF-8 ですが、歌詞ファイルの文字コードは Shift-JIS が推奨されています。HotEdit など、様々な文字コードを手軽に扱えるエディタを使うと良いでしょう。
 CL-Lyrics Displayer は、UTF-8、Shift-JIS、JIS の歌詞ファイルを表示できます。

5. 作成ツール

 歌詞ファイルはテキストファイルですから、当然テキストエディタで作成できます。
 しかし、Windows 用の同種のツールの中では、歌詞表示だけではなく歌詞ファイル作成機能を持つものや、また、歌詞ファイル作成専用のツールなどもあるでしょう。それらのソフトウェアを用いると、より簡単に歌詞ファイルを作成できます。

6. 参考資料

 歌詞ファイルのサンプルとして、SampleLyrics.lrc を同梱してあるので、参考にしてみてください。SampleLyrics.wav というファイル名の WAVE データ( MP3 でも何でも良い)を用意して再生すると、曲の進行とともに次々と歌詞が表示されていくのがわかると思います。
 また、有志(と思われる)の方が歌詞ファイルの規格をまとめて下さっています。

http://get.to/dagashiya(駄歌詞屋本舗)

 CL-Lyrics Displayer もこの規格を参考にして制作されています。ただし、完全準拠を目的としているわけではないので、規格と食い違う部分があるかもしれません。

困った時は

問題解決の手順

1.ヘルプをよく読みます。特に、Q&Aトラブルシューティングの所は念入りに読みます。そして、ヘルプに書かれていることを元にして問題を解決します。
2.SHINTAのホームページ『翔星ワールド』内の「サポートセンター」を訪れ、そこの情報を元にして問題を解決します。
3.翔星ワールド』内の「ソフトスタンド」からCL-Lyrics Displayerの最新版をダウンロードし、最新版を使ってみます。
4.もしそれでも解決しなかったら、最終手段として、連絡先にメールを出します。その際は、CL-Lyrics Displayerのバージョンと、問題の発生状況などを詳しく分かりやすく書いて下さい。そして、サポートセンターの情報の更新や、CL-Lyrics Displayerのバージョンアップを待ちます。但し、連絡先の所にも書いてあるとおり、回答には時間がかかることがあります。

Q&A

 現在の所、Q&Aに登録されている質問はありません。

トラブルシューティング

 現在の所、トラブルシューティングに登録されている事例はありません。

その他

著作権など

 本ソフトウェアはフリーソフトウェアです。著作権はSHINTAが保持しています。
 本ソフトウェアは、SHINTAフリーソフトウェア使用許諾に従って配布されています。

データベース

種 類 別フリーソフトウェア
名  称CL-Amp 一般プラグイン(歌詞表示)
品  名CL-Lyrics Displayer
バージョンVer 2.5
動作環境BeOS R5 for Intel
適用ライセンスSHINTAフリーソフトウェア使用許諾(SFWL)
作  者SHINTA
作者Eメール自動転送アドレス
k-shinta@yahoo.com
メインアドレス
k-shinta@mvb.biglobe.ne.jp
作者ホームページ自動転送ページ
http://www.geocities.com/SiliconValley/Station/8180/Trans.htm
メインページ
http://www2u.biglobe.ne.jp/~shinta/

動作確認環境

 CL-Lyrics Displayerの動作確認は、以下の環境で行っております。

パソコン本体GP6-400 (Gateway)
C P UIntel PentiumII 400MHz
メ モ リ128MB
H D D10GB
CD-ROM最大32倍速
O  SBeOS R5 for Intel

改訂履歴

 History.txt (UTF-8) をご覧下さい。

連絡先

 ご意見、ご感想(このソフトウェアの良い点や悪い点等)、ご要望、ご質問、アドバイス、バグレポート等がございましたら、メールを下さい。その際は、このソフトウェア及びOSの名前とバージョンを書いて下さるようお願いします。また、サポートできるのは最新版のみです(旧バージョンは最新版のコンパイル時に消えて無くなってしまうので)。但し旧バージョンでも、SHINTAの記憶に残っている部分や最新版と仕様が同じ部分についてはこの限りではありません。
 メールアドレスはk-shinta@yahoo.comです。いただいたご意見等は、なるべく今後の参考にしていきます。質問をいただいた場合には、次のいずれかの対応をしたいと考えています。

 ・翔星ワールド内のサポートセンターで回答を公開
 ・バージョンアップの時にヘルプ上で回答
 ・直接メールで回答

 メールがたくさん届いてしまった時などは、回答までに時間がかかるかもしれませんがご了承下さい。
 なお、メールを送る時は以下のことをお願いします。

・text/plain形式でお願いします。HTML形式等では読めません。
・いきなりバイナリを送るのはご遠慮下さい。前もってSHINTAに打診して下さるようお願いします。
・返信アドレスは正確にお願いします。返信できない時は困ってしまいます。

サポートページ

 このソフトウェアに関する情報や、このソフトウェアの最新版はSHINTAのホームページ『翔星ワールド』にあります。Q&A(FAQ)や、要望への回答など、さまざまな情報を掲載していますので、是非ご利用下さい。
 また、翔星ワールドでは、SHINTAのソフトウェアに関する情報の他にも、C++BuilderやeOSに関する話題、身近なパンやおにぎり100種類以上の紹介などを行っています。1度遊びに来てみて下さい。

作品紹介

 いずれもSHINTAのホームページ『翔星ワールド』で入手できます。

Windows用ソフトウェア

ちょちょいとインストール

 アプリケーションのインストールを簡単に行うためのソフトウェアです。もちろんアンインストールもできます。
 最大の特長は、アプリケーションの移動(アプリケーションをインストールしたあとでインストール先のフォルダを変える)ができることです。ただファイルをコピーするだけでなく、スタートメニューや関連づけの設定もきちんと更新します。

ちょちょいとグランミックス

 ファイルの暗号化及び解凍(復号)を行うソフトウェアです。
 暗号というとどうしても「面倒くさい」というイメージがつきまといますが、ちょちょいとグランミックスは極力面倒くささを排除するように設計されています。暗号化と解凍はファイルをドラッグ&ドロップするだけ。また、暗号化したファイルをダブルクリックすれば、パスワード入力後に解凍され、適切なアプリケーションによって開かれます。ファイルを使い終われば自動的に再暗号化されます。暗号化されていないファイルを使う場合と比べて増える手間は、パスワードを入力するわずかな手間だけです。

ちょちょいと更新ペタポン

 ホームページ(HTMLファイル)に、更新日を記入するソフトウェアです。
 ホームページのトップページや目次ページには、「○○のコーナーを△月×日に更新しました。」などと書いて、訪れる人に更新したことを知らせますね。しかし、更新日を書くという作業は意外と面倒なもの。特に、コーナーの数が多い場合や、複数のページに更新情報を書く場合はなおさらです。
 そんな時、ちょちょいと更新ペタポンを使えば、ボタン1つで簡単に更新日を記入することができます。あらかじめ指定しておいた箇所全てに記入し、しかも、リンク先のファイルにまで自動で記入されるのでさらにお手軽です。

ちょちょいとメモリモニター

 パソコンに搭載されている全メモリの量と、空きメモリの量を表示するソフトウェアです。仮想メモリ(スワップファイル)の情報も表示することができます。
 空きメモリの量はしばしば変化しますが、「更新」ボタンを押せばいつでも最新の情報を得られます。また、更新した時は前回の値との比較が表示されるので、例えば、ソフトを起動する前と後で情報を更新すれば、そのソフトウェアが占有するメモリの量が分かります。定期的に情報を更新することもできます。

ホントの暇つぶし

 タイトルが示すとおり、暇をつぶすためのソフトです。ジャンケンゲーム、数当てゲーム、素数探索の3つが出来ます。
 暇で暇でしょうがない、という時に使って下さい。猫の手も借りたいほど忙しいという時は、決して使ってはいけません。

BeOS用ソフトウェア

Be88-BASIC

 BASICインタープリタです。
 NECのPC-9800シリーズ用BASICインタープリタ「N88-日本語BASIC(86)(Disk版) Ver 6.0」と互換性があります。

BeなLife

 一昔前に大流行したというライフゲームをeOS用にしたものです。
 フィールド上の各生命体は、隣接する生命体との相互関係によって、次の世代まで生き残るか、死ぬか、はたまた新しく生まれるかが決まります。はじめにいくつか生命体を配置し、時の移り変わりによって生命体の存在位置がどのように移り変わっていくかを見て楽しむシミュレーションゲームです。

CL-Lyrics

 CL-Amp で再生されている曲に合わせて歌詞を表示する、CL-Amp 用プラグインです。
 タイムタグ付き歌詞ファイルと呼ばれるテキストファイルを準備することで、曲データの形式( WAV、MP3 など)に関わり無く任意の曲の歌詞をタイミング良く表示することができます。

DESLECT

 最大4人まで同時プレイ可能な、対戦型早押しクイズゲームです。
 eOSには大勢でわいわい遊べるゲームが少ないと思ったので作ってみました。和やかなひとときを過ごすための一助になれば幸いです。1つしか残っていないケーキを誰が食べるか決めるのにも使えますね(^^)。
 コンピュータも参戦できるので、少人数の場合でも遊べます。

LightMIDI

 外部MIDI音源に出力できるMIDIプレーヤーです。BeOS内蔵ソフトシンセサイザーにも出力できます。
 プレイリストを保持できるので、いつでも簡単に好きな曲を再生できます。
 リピート再生、ランダム再生もできます。

ちょちょいとiCat

 指定したフォルダ(複数指定可)の中にある画像ファイル(png,gif,jpeg)を一覧表示できるHTMLファイルを生成します。
 インターネットからダウンロードしたたくさんの画像ファイルをまとめて見たり、自分のホームページにアップロードする画像を管理したりするのに便利です。
 GUIアプリケーションですが、HTML生成エンジンはシェルスクリプトなのでコマンドラインでも使えます。

ちょちょいとアーカイバ

 手軽にファイルを圧縮・解凍するユーティリティーです。
 トランスアーカイバと呼ばれるアドオンをインストールすることにより、任意の形式の書庫を扱えます。

ちょちょいとアンセフェクター

 再生中のMIDIの曲の音色をリアルタイムに変更するアプリケーションです。アプリケーション間MIDI通信を利用して音色を変更します。
 チャンネル毎に個別に音色を変更できるほか、複数のチャンネルの音色を一度に変更することができます。

ちょちょいとえりそぉ

 各種画像を集めてリソースファイルを作成します。画像をビットマップに展開せずにそのまま格納するので、リソースファイルのサイズが大きくなりません。

ちょちょいとクリップ

 クリップボードの履歴を保持するソフトウェアです。
 通常、データをクリップボードにコピーすると、以前クリップボードに記憶されていたデータは失われてしまいます。ちょちょいとクリップはクリップボードにコピーされた文字列をずっと記憶しておき、後で使いたくなったときにいつでも使えるようにします。文字列の色や大きさなども記憶されます。ドラッグ&ドロップで簡単に使えます。