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The Label Substitute magic

はじめに
操作方法
相性の悪いアプリについて
辞書のフォーマット
インストールファイル位置
動作環境
プログラム開発環境
制限事項
転載について
あとがき
連絡先

相性の悪いアプリについて

・変換しないアプリケーション

変換しないアプリケーションは、普通スクリプティングを受け付けないように作られたものです。これは悪いことではありません。特に製品の場合、スクリプティング機能をきちんと検証できていないのに、中途半端にスクリプトを受け付けてしまうことは品質保証上よくないことです。逆に対応していないのであればスクリプトを受け付けないようにすることは、ソフトウエアの品質を保証するために必要なことです。スクリプティングにきちんと対応してくれればよりありがたいのですが、それよりも基本機能を重視するという考え方は製品としては正しいのかもしれません。

・異常終了してしまうアプリケーション

一部のアプリケーションは、Lexyのスクリプトを受けると異常終了してしまう場合があります。異常終了してしまう理由はよくわかっていませんが、多くの場合「ボタン類の変換」を行なわない設定にすると安定するようです。異常終了してしまうアプリケーションは悪いのでしょうか?いいえ、むしろLexyのように外部から強制的にラベルを貼り換えられるなんて、普通、誰も想定などしないものです。それを悪いなどとは私はとてもじゃないけど言えません。

また、現在のLexyはややフライングぎみのスクリプトを発行します。スクリプティングスイートのチェックを中途半端のままでスクリプト操作する場合があります。これはLexyが悪いのかもしれません。相性の悪そうなアプリケーションは例外設定でスクリプトを除外するようにしてください。

・レプリカントコンテナの問題

Lexyはアプリケーションの種別をsignatureで判定します。このためLexyと相性の悪いレプリカントアプリケーションをレプリカントコンテナに貼りつけると、Lexyは気づかずにコンテナに対してスクリプトを発行して内部のレプリカントがコンテナ全体に異常終了/フリーズ等を引き起こす場合があります(危ない例としては、NetPositiveを貼りつけたTrackerなど)。このため、レプリカントコンテナは一般に変換例外に設定した方が安全です。


辞書のフォーマット

現在のLexyの辞書フォーマットは、非常に単純です。本来は辞書に使われる高速/高圧縮インデックス技術等を使うべきですが、今回はそこまで手を加えていません。オンメモリに全テーブルを展開するという安直な方法です。まぁ今回はそのあたりは手抜きということで(^_^;)

表計算ソフト等で編集してもかまいませんが、データの最後にLFが付くように注意してください。

・語辞書のフォーマット

改行・タブ区切りのテキスト形式です。デフォルト名称はLexyDict.txtです。「置き換え元語」と「置き換え先語」ともに現在の最大長は31バイトです。

  • 1行目:ファイル識別情報
  • 2行目以降:「置き換え元語」(tab)「置き換え先語」(LF)

・例外設定のフォーマット

改行・タブ区切りのテキスト形式です。ON=1,OFF=0です。デフォルト名称はLexyExcept.txtです。

  • 1行目:ファイル識別情報
  • 2行目以降:「ボタン類変換ON/OFF」(tab)「メニュー変換ON/OFF」(tab)「タイトル変換ON/OFF」(tab)「例外アプリのシグネチャー」(LF)


インストールファイル位置

Lexyは以下の場所に設定ファイルを作ったりします。アンインストールの際の参考にしてください。

  • ヘルプ

(Lexyアプリケーションの位置)/LexyHelp/*

ヘルプがなくても動作に支障はありませんが、ヘルプをLexyから呼び出したいときやクレジット画面からメールURLを使う場合は必要ですので、できれば置いておいてください。

  • 設定ファイル

/boot/home/config/settings/MFukuStuff/LexyPrefs

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